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【設計事例】リバースエンジニアリング

2020/4/20 ブログ

弊社では、現物のお品物(成型品)などがあれば、3次元CADデータに起こすことができます。

古すぎて図面が残っていない、あるいは製造元や設計した会社が倒産して図面が入手できなかったりする場合に

リバースエンジニアリングは有効です。

お預かりした成型品を測定して3次元CADデータを作成すれば、元図面がなくても成型品を再生することができます。

尚、お預かりできる成型品の他、もし古い図面が残っていればより寸法などの確度が上がります。

 

ここでは事例をご紹介いたします。

 

▼お預かりした成型品にて測定器を使い2D図面寸法と現物寸法を比較し確認する作業を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼お預かりした成型品を3Dスキャニングしデータに取り込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

▼3Dモデリングしたデータと3Dスキャニングしたデータを比較し更に確度を上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼出来上がった3Dデータを使って金型を起こした成型品(手前)と、お預かりした元の成型品(奥)。

 

こうして仕上げた3次元CADデータを使い再度金型を起こしたり、今まで図面しかなかった資料に3次元CADデータを加え保存しておけます。

また弊社では、この3次元CADデータを使用し金型製作前に3Dプリントや切削加工試作をして部品の組立確認などを行うことも可能です。

形状に拠りますが、リバースエンジニアリングのお仕事も請け負えますのでどうぞ気軽にご相談ください。

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